負けの巻。

ながーい一日でした。。

「tea house competion」という実施設計コンペがあり、実は自分も応募していました。

このコンペは中札内の「六花の森」の広大な敷地内に、おにぎりを販売するtea houseという

施設を実施建築するという内容のものでした。

六花亭主催で、建築家.五十嵐淳氏が審査をつとめるという魅力的なコンペで、

建築条件もタイトな内容の中、応募作品数も異例の852点という、あまり聞いた事の無い数のなか、

幸運にも一次審査を通り、最終審査の強豪15名の中に奇跡的に残ってしまいました。

この10坪の建築に対する思いは参加者全員がとても濃厚で、

思考レベルや構造レベル、プレゼン表現力も突き抜けていて、普段こっちの仕事では

経験のない公開プレゼンという場に立たせていただき、本当にいい経験となりました。

結果は’負け’です。

戦う。という意識の強さが他の発表者のプレゼンテーションにはありました。


今の自分のレベルの低さを確認できた事と、学生だった頃の制作意欲、

や努力、密度をおもいだしました。

実施設計という事で、現実を意識しすぎた内容で簡潔してしまいましたが、

コンペだから「ここまでやってもいいんだ。」という事を強く認識した

貴重な一日でした。

詳しくは、http://teahouse.main.jp/

開始前
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発表順
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今回出品した作品模型
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会場の様子
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優秀賞:石上純也氏模型
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最優秀賞:中山英之氏模型
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やはり、日本のトップ若手建築家であるこの二名のプレゼンテーションは突き抜けていました。

発表終了後は、主催者や五十嵐氏、発表者全員の懇親会に参加させていだきました。

来年は。。がんばります。

2008年03月22日 : Text by tsumac   |