2007年02月
バロック建築
つい先日、楽しみにしていた映画「marie antoinette」を観てきました。
先にこの映画のサントラ盤を聞いていて、パンク、ニューウェーブな印象を受けていたせいか、
フランシス.フォード.コッポラのせいか、
全てが女の子の好きな「カワイイ」がぎっちり詰まっていて、ビジュアル的にはとても‘オサレ’でキュートでした。
題材が王道の為か、フランス革命に至までのプロセスは政治的背景を殆ど無視に、‘超浪費’の
シーンが印象深く残った感じ。。
謎の多い、マリーアントワネット。
結果的には、キルスティン.ダンストが良かった!
ベルサイユ宮殿をそのまま撮影につかっているせいか、
まさにブルボン王朝の最盛期がスクリーンを通じても“濃厚”に伝わってきます。
この時代は、バロック建築(様式)で、調和を目指したルネサンス様式と対象的な言葉で、
簡単にいうと、装飾をたくさん施した贅沢な建築物をいいます。
それも、異常な贅沢。。
想像を絶する芸術。。
でも、まとまってる。。
当時(17世紀)で約6565万ルーブル、現在で約20億円?もかかったこのベルサイユ宮殿。
20億って、、(20億っていくら?って感じだけど)
世の中にはもっとお金のかかっている建築物が、たーくさんあるんです!
ちなみにベルサイユ宮殿を設計した建築家は ル.ヴォー です。
700も部屋作っちゃって、、、是非観に行って!
what's book
近年問わず、気に入っている本がある。そんな本を紹介します。
PETER ZUMUTHOR 「ARCHITEKTUR DENKEN」
スイスの建築家、ペーター.ズムドー氏の本。
ズムドー氏のアトリエの写真+解説がメインです。
オランダ語で書かれているので、正直、解読不能ですが、
”持っていたい”本なので、
たまに眺めたくなるバイブルです。
有名なのはスイスの田舎にある「ヴェルスの温泉」、
「聖ヴェネディクト協会」、ドイツの「和解教会」など、
とても”スロウ”な建築が有名です。
僕はこの人がつくる建築が凄く気にいってます。
インターネットを使えば、ズムドー建築を検索できますが、
実際、この建築物が建っている地を訪れて感じる事ができればいいなと、、
どんな建築家も地球を相手に戦ってますが、
安藤忠雄の「衝突」的な対話とは反対に、
「自然と共存」的建築ディテールも微笑ましい、
そんな建築家です。
what's book
「home is where the heart is ?」
まんまタイトルですが、ロンドンのリアルなインテリアシーン。
その部屋のテーマに自然と計算された「普段」。
とっても”オサレ”な一冊です。
決して人工的に作られたモダニズムではなく、
その住む人の個性によって
構築されていく部屋は、何かの”真似”ではなく、
個々の感覚から生み出される
配置の重なり具合がその”室”を味濃い時間へとかえて行く。
”匙加減”が決めて。
「いいもん持ってるんだけどなー、、」
なんて、出番を待たせている人は、
どんどん飾ってあげましょう。
前にだしてみたら、そのものの価値がわかるはず。。
そして永く使える”品”選びをしましょう。
comming soon works.
昨年11月、ある土地を地盤調査していただいた。
調査方式は「スウェーデン式サウンディング」である。
地質の状態は、、、
支持層(シルト)まで、約十数メートル。。
ムムッ、深い、、
こんな感じでスタートした個人住宅の設計ですが、
家を設計するにあたり、建築物を支える「地盤」が大切なのであーる。
この地盤に適している基礎(杭)は何か?
方位は?積雪量は?近隣の建て方は?近隣状況は?
用途地域、建築基準法制限等は?
道路の幅員は?建築条件は?都市計画は?等々
事前に調査する事が、山ほど。。あるのです。
とまあ、基本的な調査を行ったあと、施主と設計プランニングを
して行く訳ですが、施主とはおつき合いも永く、よーくお好みも存じているので、
比較的スムーズ?に設計する事ができました。
来月からこの地に建築が開始されます。
詳細は随時UPできれば、と思います。。
6月には完成予定!
What's catalog
"modular lighting instruments" by Belgim
軍パンポケット?もコンセプチャルな、このカタログの正体は、
ベルギーの照明デザインメーカーのものです。
チョーハイクオリティーで、ハイセンスな器具達は
この”軍パンポケット”をめくるたびに、鼻息が荒くなります。
機種も豊富で、(511ページもある)無駄のないデザインも完璧です。
と言う事で、どこかで使ってみたいとおもいます。
ちなみに、背表紙はエポレット。HPもかなり!!!
しかも、無料で送ってきた。恐るべし!!
ここです。
町外れのこの敷地に、雪融けと共に建築します。
お楽しみに!
chameleon hair
もうすぐOPEN!
「chameleon hair」
へーんしん!
What's Bauhaus?
BAUHAUS?
「2007.FISノルディックスキー世界選手権札幌大会」が開催中ですが、、
先日テレビで、ジャンプの団体競技を観ていました。
もちろん、会場は’大倉山?’さんの’大倉山ジャンプ場?’でした。
先日は高橋選手の大きな転倒の様子を映像で拝見し恐怖を覚えましたが、(早く治って
また頑張ってほしいですね。)
デザイン的な事に比較的反応しやすい筆者としては、このジャンプ台が
画面に映るたび、とっても気になる事がひとつ。。
ジャンプ台の所に、スポンサー名が、、、
「BAUHAUS...」って。
あの「bauhaus」?
ドイツのワイマールにあるデザイン(総合)大学のバウ.ハウス??
なんで?
って思ったのですが、よーく考えると、文字の配色が赤い■だし、大文字だし、、なんかちがう。
部屋に戻り、本棚にある'bauhaus'の書籍をみても、やっぱり違う。
そこで、ノルディックスキーの公式HPをみてみると、
「BAUHAUS」の前に家のマークみたいなものが、、、
ハウスメーカー?なのか。
多分。。
まあ、多分、ハウスメーカーって事で。
勝ってに納得しました。
多分、ホントは気になっていた人も多いはず!!
(今度はバウハウス大学について。)
祝!地鎮祭
2007年2月28日 「吉日」
こんなにピーカンな日もめずらしく、
普段の行いが良いからか....
まさに「地鎮祭」にはもってこいのお天気でした!
早速、明日から着工されるこの住宅も、約3ヶ月少々の時間で、’アッ’と言う間に
完成に向かいます。
永く、好きで居続ける為の’ベーシック’の定義がライフスタイルに違和感なく
生活動線に存在できるように設計させていただきました。
施主より、設計者である筆者が、完成を待ちきれない想いです!!
(なんつて!)
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